こんにちは!
老後破産回避コンサルタントの横山です。

先日、ダボス会議で知られる「世界経済フォーラム」において気になる報告書の発表がありました。
仮にこのまま高齢化が進んでいった場合、日米など先進6か国において年金積立金などが計224兆ドル、日本円にして約2京5千兆円不足する恐れがあるというものです。

年金は破綻するのか?

公的年金の将来像については、不安に感じている方は多いです。

実際に過去の年金改正の歴史を見れば、国の見込みの甘さは誰しも感じるところで一種信用できない感というものもあるのは確かです。

しかし、だからといって公的年金制度が破綻するかといえば、そういうことはないと思います。

ただし、それは公的年金だけで老後生活が安泰ということではなく、あくまでも公的年金は老後生活の中核を担うものであり、あなたが思い描く老後生活を実現するためには、自助努力も必要となってくるであろうということです。

現実を知り、対策をうつ、これが大切です。

生き方を見直す

今回取り上げた報告書の中では、先進国において急激な高齢化が進む中での年金支給の拡大が原因であると指摘したうえで、対策として次のように提言されています。

  • 定年年齢の引き上げ
  • 現役時代の貯蓄の奨励

年金制度自体の見直しというものも必要ではありますが、私たちも国に頼り切りという姿勢は改めていく必要はあるでしょう。

現代の高齢者はとても元気です。というよりも65歳くらいの方々を高齢者とは呼べない時代になっているのではないでしょうか。

現在においても元気に仕事をされている60代の方は多くいらっしゃいますし、70歳を過ぎてもまだまだ現役という方も少なくありません。

今後は働く期間を延ばすという選択肢が当たり前となってくるでしょう。

また、若い世代のうちから日々の生活を見直し、貯蓄体質を構築していくことも今後は必須のスキルとなってくるのは間違いありません。

過度な不安は持たず、年金の仕組やあなたの日々の生活における収支などを知ることが大切です。

今回はここまで。

最後までお読みいただきありがとうございます。