こんにちは!

老後破産回避コンサルタントの横山です。

近年、老後破産に対する不安が大きくなっていることの背景には、

私たちの生活スタイルの変化というものが影響を与えているともいえます。

例えばどういう事が挙げられるでしょう?

ひとつには、晩婚化・晩産化、ということがあるでしょう。

新しい家族の誕生!十分な教育を受けさせることだけに意識がいっていませんか?

近年は、男女ともに独身期間が長く、結婚年齢が上がってきていることはあなたもよくご存じの事でしょう。

特に女性の場合は、結婚年齢があがっていくことで、出産の年齢についてもあがっていくことになるわけです。いわゆる「晩産化」というものですが、この晩産化が老後資金準備に影響を与えてしまう可能性があるのです。

いつ出産するかにより、子供が独立するまでの時間が変わることはありません。

晩産化することによりその分が先送りになるだけですから、当然ながら老後までの時間というものは短くなることになります。

つまり、老後の開始が間近であり、資金準備を行う時間が短いということです。

これは何も、初産のことだけを言っているわけではありません。

第2子、第3子であっても、出産をしたときから教育費は発生していくことになりますから、それだけ老後資金作りに影響を及ぼすということを認識しておく必要があります。

将来を見据えて、今のお金の使い方を見直そう

日本の景気が冷えこみ、給料もあがらず長いデフレ(持続的に物価が下がる)状態であったときでも、教育費だけは順当に伸びを示していました。

世の中を見ても雇用環境の厳しさや将来への不安感から、子どもにはしっかりと教育を受けさせたいという風潮もありました。

そのため、家計の実力から見れば過度ともいえる教育費の支出が占め、文部科学省によれば「子供2人が私立大に通っている」という世帯においては、実に可処分所得の2分の1を超える教育費となっているのです。
※可処分所得とは、年収から所得税・住民税、社会保険料を差し引いたもので、簡単に言えば「手取り」のこと。

教育費は一般的に小学校・中学の頃は負担が少なく、高校・大学と負担が重くなってきます。

それゆえに、子どもが生まれてから高校に進学するまで、大学を卒業し自立してからが貯蓄のタイミングといえるのですが、晩婚の場合は、自立後の時間を味方にすることができないのですね。

ただ、もちろん対策を打っていくことは可能です。

そのためには、将来を見据え、今現在のあなたのお金の使い方を見直していく必要があります。

すべての人がそうとは言いませんが、例えば晩婚の世帯においては若い年齢で結婚をし出産を経験している世帯よりもお金の使い方が異なるケースが見受けられます。

人は一度ついた習慣を変えることはなかなか難しいものです。

「今」だけを見てしまうと、将来の準備をまさに先送りしてしまうことになります。

まずは「現状」を把握していくことから始めてはいかがでしょうか。

弊社では、あなたの「現状」を変えるためのお手伝いをいたします。
まずはお気軽にお問い合わせください。